出来なくて当たり前 出来たら男前

青年海外協力隊fiji野球隊員備忘録.小言戯言独り言。

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いっしょに

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JICAの方で中間報告会があり久々に同期が顔を合わせました。
バタバタして自分の内容は上手く伝えられたかわからないけど同期の活動を知れていい刺激を貰いました。

 

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先日、人生初のフルマラソンに挑戦してきました。
 
以前ハーフマラソンに挑戦して捻挫してからというもの 走るのが怖くて怖くて
 
 

 

no-swing-no-hit.hatenablog.com

 

 

 と言いながら日々の活動で走り回って休日にはバスケだのテニスだのフットサルだの
休み時間の小学生ばりに動いていたら捻挫したことすら忘れ、つい先月は8キロランにも参加していました。
というわけであれ以来の長距離走というわけではないのですが
距離が距離だけにやはり怖い。
 
ラソン - Wikipedia
 
42.195㎞⁉ なんでそんな半端な距離なの?
という疑問と同じくらい誰しもが思うこと
キツそう…
 
シンプルにキツそう
「そんな長い距離誰が走んねん」とずっと思ってたけど
世界中で同期隊員が走ってる走ってる
 
何が彼らを駆り立てるのか(笑)
そんなわけで大嶋も漏れなく挑戦してきました。
 
 

フルマラソンに挑戦するにあたって決めていたことがありました。
 
それは 我慢しないこと
 
ハーフの時は「スポーツ隊員なのに歩くなんてカッコ悪い」という謎の強がりから、痛みに耐えられなくなるまで走り続けたせいでケガが大きくなったし

結局歩いてしまったことへの罪悪感で自己肯定感はガタ落ちだし
と、心身ともにダメージを負ったので
 
今回は我慢せず「疲れたら歩けばいい」と決めていました。

歩いてもいい。また走りたくなった時に走ればいい。我慢はしない。
スタート時にバタバタしてトイレを我慢する結果になりましたが
 
そしてもう一つ。
「皆にパワーを」というスローガンを掲げていました。(こっそり)
 
というのも今回のマラソンに挑戦したJOCVはけっこういて
JICAの関係者も大使館の方々もそうでない邦人も
 
運動が得意なわけではないのに挑戦していたり
バスで6時間もかけて来ていたり
登録してないけど一緒に走りたいとか言う人もいたり
体調悪いのに離島から飛行機で来ていたりと様々
 
その点自分は首都赴任なので地元開催のイベントに早起きして参加しているだけ
主都在住の最年少スポーツ隊員として一番いい条件で臨める状態でした。
 
だったら、ただ走るんだけじゃなくて何かしたいということで
駒ヶ根訓練所でもやっていたハイタッチをしようと決意!
実際は人が多くてハイタッチも数回しか出来ませんでした。
 
スバマラソンは片道5キロちょっとの海岸を4往復するというルートなので「何度もできる!」と安易に考え決行!

最初からかっ飛ばして日本人とすれ違う度に「がんばれ!」とか「あとちょっとで給水所!」とか「楽しんでいきましょ!」とか
何かしら声をかけようとしていました。
 
給水所でもボランティアの人とハイタッチをしたり
カメラを向けられてはお道化てみたり

周りの人も楽しければ良いな」と思いながら自分が一番楽しんでました。
 
 
始めは余裕があるから何でもできるけど
 
苦しい時こそ「皆にパワーを」
"これが俺の役割”くらいに思って
実際、色んな人に声をかけてたおかげで同じくらい声を返してもらえてパワーを貰ってた。
 
 
それでも溜まる疲労と乳酸
歩いて走って走って歩いて
 
なんとか30キロ地点を過ぎて最後の1往復というところでふくらはぎが攣って歩くのもやっと状態に
 
 

そんな時にすれ違った同居人
 
 
もう結構まえから歩いているのは知っていたけど足取りが重い
 
自分より8個も年上の同居人は重たい足をどうにか前にだしているという感じだった。
 
 
あの状態で残り10キロ以上あるけど大丈夫か?と心配になった
 
 
やっと声が届く距離になって彼は言った
 
「間に合わないかも」
 
我々が参加したスバマラソンには制限時間があった。
5時半にスタートし12時にはゴールが片づけられると言う。
 
彼はそのことを言っていたのだ
 
残り時間は2時間半ほどで13~4キロ
普段なら普通に歩いても余裕な距離だが、すでに4時間半動かし続けた足は限界のように見えた。
 
(このままのペースじゃ間に合わないかも)
そう判断した上でまだリタイアを考えていないことが凄いと思った。
 
自分だったら諦めてしまうのではないだろうか
「間に合わないかも(しれないけど歩いてもう1往復行くわ)」
そう顔に書いてあった
 
もうゴールが見えている自分よりもいい表情だった。

「大丈夫!間に合うよ!がんばれ!」根拠はないが口がそう動いていた。
 
 

同居人はハイタッチしながら「がんばろう」と言ってくれた。
 

「ああ。この人は一緒に走ってるんだ」 そう思った。
 
 
 
色んな人に「がんばれ」と声をかけていた自分は
みんなそれぞれに目指すものがあって走ってる。
個人の、己との闘い。 そう思ってた。
 
でもこの人は違う。
 
こんなに辛い状況でも。こんなに離れていても。一緒に走ってるんだ。
「一緒にがんばろう」って言ってくれるんだ
 

あの「がんばろう」は刺さった
きっと忘れない。
いつか忘れるその日まで(笑)
忘れるのが嫌だからこうして書いて残しているんですけどね
 

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その後運営側も片づけを待ってくれてなんとか皆ゴールすることが出来ました。

同居人がゴールした時のあの感じ。
あの雰囲気。
 
頑張るっていう言葉が適切なのか判りませんが
頑張ってる人って素敵ですよね。

一本しかないバナナを半分くれる優しさとか
最後まで諦めない姿勢とか
体調悪いのに力強いハイタッチ返してくれたりとか
 
 
個人の闘いと言いながら色んな人にいっぱいパワーを貰いました。
 
「皆にパワーを」あげるつもりが「皆からパワーを」もらってました(笑)
 
ちょっとずつ返していかねば。
今度何かの時にお返しします🐖
 

今回のマラソンで現地人のお友達も出来たので、そのエピソードは別の場所で。
 
http://world-diary.jica.go.jp/oshimakento/person/post.php
 
この度JICAボランティアの世界日記というウェブページに寄稿することが決まりました。
自分以外にも多くのボランティアが世界の隅々で体験したことなどを綴っています。
もっとフィジーを身近に感じてもらえるようにちょっとずつあげていきますので宜しくお願い致します。
 
次こそ活動(野球)の記事を書きたい。
 
NO SWING
NO HIT!!!!!!
 
只今、活動と休暇を兼ねて一時帰国をしております。
日本人の多さ、飛び交う情報の多さに酔っております。
8月14日まで国内にいますので会ってくださいませ。

 

 

 

”知っている”のと”解っている”は違う

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ずっと返していなかった相手に送るLINEとか
筋トレをサボってた後のダンベルを持ち上げる時とか
そろそろ掃除しないとホコリだらけになってそうな押し入れとか

何でもそうですが、間が空くと腰が重たくなるものですね。
「書こう書こう」と思いながら暫く書かずにいたせいで
「いつもどんな書き出しだったっけ?」と自分のブログを自分で読んでしまいました。
前回の記事から50日ほど経ってしまいました。

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2日目に入った古着屋で一発目のギャグ。Fijiの挨拶ブラ。

 

Fijiに来て380日ほど経ちました。
そろそろJICAの隊員として中間報告があるので、1年を振り返ってはパワポに書き込んで写真を掘り起こしては懐かしんで思い出して反省したりしていました。

 

https://www.instagram.com/p/BlDEqKbjP8jugLRkncGFEcW-QocRBlTQBVY4fU0/

フィジーも2年目。あと1年。Do what you can.Do what you want.Choose the road which hard one for you enjoy.Looking for my worth at Fiji.

 

1年もいると「何月は何をやったとか、あの時はどこへ行った」みたいな判りやすい思い出が書き出せるくらいできます。

 

先日少し家を空けることがあり3日ぶりに自宅に戻った際に

「帰ってきたー。自宅サイコー。」みたいな感覚に襲われました。


離島のホテルや隊員の家にお邪魔してたとは言え、信頼できる日本人と一緒にいた時よりも誰もいないへんてこ住居の方が落ち着くというのはなんでしょう。


住めば都 ってやつでしょうか。そうです都です。
自分で「自宅」と書いてることに驚きです。


天井はボコボコだし
アリは大名行列ばりに出るし
水漏れはずっと直らない
へんてこ物件でも1年も住めば“自宅”です。

 

ウクレレにギターに縄跳び
サッカーボール、バレーボール、バスケットボール
テニスラケット二つに卓球のラケットが4つ
大量のグローブとバットが3本
空気の抜けたバランスボールと20キロのダンベ
断水時対策の貯蔵水1.5L×50本
無駄に増えた調味料と時々減っていく食器
色褪せたカレンダーとカーテンの無い窓
日焼けした様な壁と破られた地図

地図を破りに時々帰ってくる猫

 

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控え目に言っても都。いやMIYAKO。

 

ミヤコちゃんとの想い出を振り返るように報告会用に資料を作るために1年間の手前の活動などなどを省みていたわけですが

 

圧倒的反省と後悔の連続

 

やろうと思っていたけどなんやかんやで出来なかったこと の類が多すぎる


なんでもかんでも安易に「やろう」と思いすぎる


「やろう」思うくせに実行する前にアレコレ考え過ぎる


結果ビビってやらない(やれない)
いつの間にか忘れる

 

 

考える前に身体が動くタイプの人が羨ましいとまでも思う。

 

 

 

 


隊員仲間の住む離島(第二の島)に行った時
非常に怖い思いをした。

 

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フィジー国内のお祭りでよく見かけるアトラクション


アトラクションと言えば聞こえはいいが事情は猛スピードで回る小型観覧車

南米に派遣されている同期の隊員のFBでも見たことがあるから途上国では流行っているのかもしれないが、日本だったら企画の段階で却下されるやつ

 

乗らなくても分かるレベルでヤバい。
素人でもわかるレベルのヤバさがYABAI。


ヤヴァイ。

 

 

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停まったのが幸か不幸かてっぺんだったので

3人掛けのシート(鉄製の網を組み合わせたもの)が
およそ観覧車とは思えないスピードで4~5分回り続ける


身体を支えているのは腰の位置に添えられた細いバーのみ


自転車のハンドルよりも細いバーを全力で握りしめて
あと何分後かわからない“その瞬間を”待ち続ける地獄

 

 

ちゃんとした高所恐怖症の私は


オーストラリアのケーブルカーをふざけた野郎(友人)に揺らされた時は人目を憚らずにブチギレたことがある

 

大学の卒業記念にフォレストアドベンチャー(地上8mの高さでのアスレチック)に連れていかれた時は気の上でベソ掻きながら「縁を切ってもいいから下りさせてくれ」と懇願したことも在る。(結局最後のコースまで制覇したけど)

 


Forest Adventure OFFICIAL GUIDE MOVIE

本気でコワい。声が出ないレベルでコワい。

 

ただアトラクションは周り始めてしまえば最後。停まるまでは下りられない。
座席が傾いた瞬間に安全バーから安全じゃない音がした。
でももうリタイア権はない。
ドロップアウトしたら文字通りドロップするしアウトな最後を迎えることになる。

 

 

そんなわけで地獄の5分を体験してきました。
下で待ってくれていた隊員仲間には「意外と大丈夫だった」と言いました。

 

 

 

 

 

翌日はリゾート地方に移動。
人生初のシュノーケリング

 

「ダイビング(体験)2回やってるし余裕でしょ」と自信満々でウェットスーツを纏いボートに乗船

しっかりした船で沖まで3分ほど

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想像に難くないとは思いますがエンジンのついたボートが3分も進んだらどうなるか

 

結構な海に着きます。
波で船がガンガン揺れるくらいの海です。

シュノーケリングて 足の着くような浅いとこで

「キレイな石あったー」とか「サカナ見えたー」とかパシャパシャするやつだとオモッテタヨ

 

ヤヴァイ(2回目)

 

海水が口に入るとかのレベルじゃなくて
波にのまれるみたいなやつ

キレイな海への興味よりも恐怖が勝ってしまう

 

海 is kowai

 

顔もつけずに必死に立ち泳ぎをしてると
一緒になったブロンド女性(オーストラリア)に呼ばれる「ケントもこっち来なよ」
「オーケー、オーケー、ベリグー」

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結果:海めちゃんこ綺麗でした

さかなクンも見れたし

最後はボートに置いて行かれるくらいシュノーケル出来るようになりました。

 

ダイビング大好き隊員曰くダイビングよりシュノーケリングの方が危険だとか。
コワ。

人間ってライフジャケット無しでも浮けるんですね。


どちらの体験もめっちゃ怖い思いをしたけどいい経験だった。

今思うと楽しかったような気もする。

終わってしまえば何とでもいえる(笑)

 

 

 

 

自分が如何に臆病なのかがよくわかった。

 

ただ体験してみて思うのは
外で見ているのと実際に体験しているのでは見える景色は全然違うということ。

 

外で見てる方が怖い
実際は案外イケルみたいなやつ

体験しないとワカンナイ

 

色々考えてうだうだ言う前にやってみる。
ってのも時にはいいのかもしれない。

 

「Knowing and Understanding are different」


帰っちゃった先輩の言葉。まさにこれ。

 

いつか先生になった時に、知識ではなくて経験を語れる人間になりたい
だから協力隊に挑戦した。

 


コワいコワい。
けど、やってみたら大丈夫。

今回だけじゃなく今までに何度もこんな体験をしてきたからきっと次も大丈夫

 


やろうと思ってやらないこともあるけど少しずつ挑戦はしているので
これからも安易に「やろう」と思って行きます。

カメラ、ギター、料理 やろう!

残り1年もヤヴァイくらいの挑戦をしていきたいです。

次回は活動のことを書きます。

 

NO SWING
NO HIT!!!!!

 

”計画的偶発性”

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今週で5月も終わり、いよいよ6月に入ります。
2018年も折り返し。この約半年…色々あったな

 

ニュージーランドに行って野球して
砂丘に行ったり温泉?に行ったり
母親が遊びに来たら猫が居なくなって
同僚が居なくなってオフィスのカギ失くして
ラソンで捻挫して同居人が居なくなって…

 

今年に入って色んなことを始めました。
ギター、テニス、フットサル、バレーボール、料理、ウェイトトレーニング

基本的に誘われたら断らない超挑戦的主義の同居人のおかげもあって色んなことに飛び込んでいます。


良く言えば多趣味、悪く言えば優柔不断な自分ですがお陰さまで楽しんでいます。

 

そんなこんなで同居人も今日帰ってきます。
同僚もあと2ヶ月で…
ついでに猫も返ってこないかな…

残り13か月もきっとめちゃくちゃ楽しいんだろうな。

 

 

先日JICAの専門家によるワークショップで“計画的偶発性”という言葉を耳にしました。

「偶然(のチャンス)を計画的に起こす」というもの。

行ってることがめちゃくちゃじゃないか?

 

もともとお互いの対極に位置するはずの“計画的”と“偶然”

 

慣れ親しんだ表現で「犬も歩けば棒に当たる」とう諺がこれに当てはまるらしい。
これをポジティブに捉えているのが今回の“計画的偶発性”
とにかく行動すれば思わぬ幸運と出会う(かもしれない)という話。

 

その翌日に後輩隊員が活動先に来てくれました。
彼女は2時間ほど教え子と一緒に野球をしただけでしたが「また来たい」と言ってくれました。
今まで国内外から6人の隊員の方が職場に遊びに来てくれましたが、野球をよくわからないのに泥にまみれて一緒に試合までやったのは初めてのことでした。
あの時間でなにを得られたかは本人にしか解りませんが積極的なかかわりを見て「こーゆー姿勢がチャンスを生むんだろうな」と思いました。

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まず「行動する」こと。
また同時に、「偶然の出会いや出来事」を生かす基本スタンスとして、「オープンマインド」という言葉があります。
オープンマインドを直訳すれば、「開かれた心」。意訳すれば「優柔不断」です。

「私にはこれしかない」「これ以外はやりたくない」という硬直的・閉鎖的な考え方ではなく、何事も前向きに受け止めるということです。
自分の方向性を焦って決めなくていい。無理に目標を持たなくていい。
いい意味で優柔不断な態度を取る。「本当は何をやりたいのか」といった重要な決断をあえて遅らせ、いろいろことに首を突っ込み、自分が持っている無限の可能性を信じ、あれこれやってみる。

 


先週マングローブの植林に誘って頂いて人生初植林体験をしました。
植えた場所が以前に教え子たちとゴミ拾いをした思い入れのあるビーチだったので喜んで参加してきました。
サンゴ礁マングローブ林によって海に脅威から守られている島国Fiji。
とても貴重な体験をさせて頂きました。

https://www.instagram.com/p/BjTcwWzh9bplPG5rKrHcGI1IjA19VF38qWMJbg0/

We were planting mangrove at Lami's beach.I was so happy bcorz Before I cleaned up there with my students .And I tried first time in my life .I wana to be tough and supple as who standing at beach.We remember that when we pass the road.I hope you will be strong and biiiiiiiiiiiig!


そこで植林活動をメインで行っていたOISCAというNGOの方とのコネクションを作ることが出来ました。
OISCAのなんやかんやで「ある村で子どもたちにソフトボールを教えている」という情報を聞いて、自分の任地の外で活動に関わるチャンスを得ました。

これは自分の活動に繋がるめちゃくちゃ大きな一歩です。
さっそく来てます“計画的偶発性”

残り1年ちょっとで掴んだチャンスを活かせるか、どれだけ多くのチャンスを掴めるか。

優柔不断で良いじゃないか。全部楽しそうなんだもの。

ということでこれからも色んな所に飛び込んでいきます。
皆さんも遊びに来てください。

NO SWING
NO HIT!!!!!

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見るからに身体に悪そうな色。命を削ってる感じが楽しいのかな。

 

自分の為に

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Bula ブログを始めて半年たちました。活動も残り1年ちょっと。Time is fly.

 

母の日ということで日本ではカーネーションがバカ売れしているでしょうか?

こちらフィジーでも本日がHappy Mothers Dayで町中がピンクに染まっています。

 

以前知り合ったウクレレ教室の先生と再会する機会があったので母親の好きな曲を歌っていただきました。

 

Happy Mother's Day He sang for my mother.Thank U so much.I really appreciate you.With very kind regards.


彼は25歳の学生でありながら音楽を教えたりイベントでパフォーマンスをして将来はアーティスト(ミュージシャン)として生きていこうと考えている人です。

www.facebook.com

 

 

僕らはお金の為に演奏するんじゃない。好きだからやってるんだ。楽しいから演奏するしパフォーマンスを見て笑顔になってくれる人がいるからやってるんだ。音楽の素晴らしさを、楽しさをみんなに届けたい。

 

それでも続けていくためにはお金は必要だけど…と彼は言いました。

 

だからこそ僕は君たちを尊敬しているんだ。君たちはお金のためじゃない何かの為に働いている。人のため国のため会社のため。
僕が音楽の楽しさを伝えるようにケントも野球の魅力を伝えようと来ている。
僕は小さい頃から音楽に囲まれて育ったから人より少し上手なだけ。そこに対した違いはない。あるとしたら“音楽が好きな気持ち”とそれをみんなに伝えたいという気持ちだけ。
ケントもそうだろ?

 

深夜2時まで先輩隊員の家で続いた合唱大会。
思わぬところで自分の活動を顧みる機会を与えられました。

 

 

いちばん大事にしたいと決めていた“楽しい”という感情から離れている。

 

 

同僚が居なくなって活動の100%が自分の下にある状況で

「オレがやらなきゃダメ」
「オレしかいない」
「オレのせいで」

オレオレ人間になっていました。

 

子どもたちの“楽しい”を引き出すために、自分が“楽しく”活動したいと思っていたのに

誰の“楽しい”も生み出せないものになっていました。

 

 

調整員と事務所で話したい時に「ちゃんと休みとってる?」と聞かれて

「休めないですよ。俺が休んだらあいつらが野球出来なくなっちゃうから」というかっこつけたセリフがスムーズに出てました。

 

その後、調整員に言われた一言が衝撃的でした。

 

「同僚がいないんだから自由に休みが取れるんじゃん。」

 

私の職場は他の隊員とは配属先の状況が大きく異なり、休もうと思えばいくらでも休める職場です。

それを勝手に休んではいけないものだと思い込んで「必死に働くことが美徳」という日本人の陥りがちな働き者思考にどっぷり浸かっていました。

というかこの時も「じゃあ俺は何のために働いてるんですか?」と噛みつきそうになるところだった。

 

調整員の考えはこう。

本来ボランティアという存在が無いと考えた時、同僚が国外出張にいくということは国内の活動が停まるということ。
それがたまたま今ボランティアという人手があるから、なんとかなっているだけであってこの形はベストではない。
でも現地の人はそれに気づいていない。ボランティアという存在が当たり前になっているから。
本来バックアップであるボランティアが前面に出て活動をしている時点で間違っている。

 


理屈としては理解できる。でも腑に落ちないというか納得できないというか…

 

配属先のことを思うなら問題を気づかせるという意味では必要なことなのかも知れないけど、だからと言って現場の子どもたちを放置して自分は休みます。とはなれない。


なんでなれないのか。

 

それは自分が“自分の為に”活動をしているから。

 

誰かのための、相手のための。そんなものをボランティアという言葉から連想する。

しかし実際来て見て思うことは、みんな自分の経験値やキャリアの為のステップアップを目的の一つとしていることが多い。

 

自分だってそうだ。
活動を休みたくないのも「俺が休んだら子どもたちがうんたらかんたら…」なんて言っているけどホントのところは「俺があいつらと野球したいから」っていう理由なんじゃないかと思う。

 


昨日、事務所の外カギの南京錠が変えられていてオフィスに入れないという事件に遇いました。

 

集合時間まで20分。野球道具はオフィスの中。

先日オフィスのカギを失くして作り直してもらったこと思い出して「また100ドルかかるのはやだな」なんて思ったり。
でも道具がないと野球はできないし…
子どもたちはグラウンドで待ってるだろうし…


そーいえば最近は俺がグラウンドに行くより前に集まって遊んでるよな。
集合時間より前に来るなんて奇跡みたいなこの国で…
あいつら変わったな…

 

彼らの信頼を裏切りたくないし、純粋に子どもたちに会いたいという思いでグラウンドに行ってみると案の定10人くらい子どもたちがすでに来ていて

 

「早くノックしようぜ」とか「道具は?」とか「髪の毛切った?」とか可愛いやつらめ。

 

「今日はドアが開かなくて野球道具がないだゴメン」って言ったら

「またカギ失くしたの⁉」とか「またドア壊せばいいじゃん」とか「じゃあ今日はラグビーしようぜ」とか

 

そんなわけで底抜けに明るい彼らは一言も文句言わずに遊びだします。

裸足で3時間ラグビーをした土曜日。こーゆー日があってもいいのかな。
みんなと俺が楽しいなら。

 

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人はみんな自分の為に生きているし

 

自分の為に行動している

 

“誰かの為”の行動でさえも「誰かの為に行動したい」という自分の為

 

自分の自由で「休まない」という選択をしてきたし
これからは自由に「休む」という選択もスル

 

ギターだって弾くしラグビーもスル


自分勝手になってもいい

どうせ一人なんだし好きにやったらいい


オレの
オレによる
オレの為の
活動

NO SWING
NO HIT!!!!!!

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読売新聞に載りました!

 

やさしくなりたい

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5月も始まり日本はGWでしょうか。毎日GWのような日々を過ごしております野球隊員大嶋です。


週一更新のつもりで始めた当ブログも滞り始めております。(写真の量で誤魔化しております)

 

カウンターパートが出張で国を離れて2週間。野球隊員としての活動もぼちぼち。


せっかちで人に合わせるのが億劫な性分な故に“一人での活動”というのも好きに動けるという意味では悪くないななんて思い始めてます。

※せっかちな自分とダラダラしている自分が共存している厄介な人間です。

 

 

オフィスのカギを失くしたり家のカギをなくしたり買ったばかりのサボテンを失くしたりとバタバタしながら楽しくやっております。

 

土曜に首都スバで開催されたマラソン大会に出場しました。

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10時から活動があるという状況でも「2時間走るくらいなら余裕っしょ」という軽い気持ちで、人生で最長となるハーフマラソン(22キロ)に挑戦しました。

 

 

https://www.instagram.com/p/BiJsV2OhR9NoX_J4nNUkMFFry1pSXKvxikfnik0/

人生初マラソン。ハーフだったのに脚の痛みに負けて2時間2分。捻挫しながらも婚約パーティーにも出てきました‼︎

ゼッケンも間違えられる相変わらずずさんな対応。
名前のシールを剥がして自分の名前を書いて当日を迎えたら、他人の名前だと思っていたものがスポンサーの名前だったようで自分だけ名前をさらして走ってバカみたいでした(笑)
おかげで沿道から名前を呼んで応援してもらえたけど…


10㎞以上走るのが初めてで「2時間も走ってる間暇だろうから」と考え事のタイトルを4つほど決めて、色々考え事しながら走ったら暇つぶしになるし疲れも感じないで一石二鳥ぐらいに思って走り出した6AM

※どうでもいいことをダラダラと考えることが好き。

 

先頭から6番目で折り返した10キロ地点。
「今日の練習(活動)はどんなメニューにするんだっけ」なんて考えていたら突然現れる右足の違和感。


徐々に増していくそれは次第に痛みとなり文字通り足を引っ張る形に…

痛みに負けて歩いては休み、走っては歩き

結果2時間2分(だったらしい)


後から来た人間に抜かれる悔しさ
最後まで走り切れなかった遣る瀬無さ
周りに心配までされてしまう不甲斐なさ

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足の痛みの正体は捻挫でした。

靭帯が損傷しているとか

 

活動外でケガをしてしまう情けなさ

 

グラウンドで足を引き摺るコーチを見て子ども達は

突っついたり笑ったり心配したり

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「どうしたの」と聞かれるたびに「今朝のマラソンに参加して…」と説明するのだけど

 

フィジアンの子どもたちは「マラソン」を知らないようで

 

何度説明しても「なんでそんな疲れることするの?」って

 

to much dance last night」ってことにしました。

子どもたちもやっと納得(なんでやねん)

 

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そんなわけで暫くはテーピングの巻かれた足を引き摺っているわけですが

だからと言って何もできなくなるのは嫌

全然知らん人の婚約パーティーにも行くし先輩の同僚と酒も飲みにも行く

 

 

ラソンの翌日に同居人と映画を観に行った時のこと(アベンジャーズ


「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」本予告

一緒に歩いてる同居人の歩行速度が不思議なほど遅いことに気付いて

 

「あぁこの人は俺のスピードに合わせてくれてるんや」と優しさに触れた瞬間でした。

 

 


普段ゆっくり歩くのが苦手な自分は「誰かに合わせる」ということが苦手。

 

ちょっとした坂道で直ぐ休憩するフィジアンが信じられない


「登り切ってから休めばいいのに」と思いながら追い抜いていた職場の近くの坂道。

 

足を引き摺って手すりに持たれながら歩く今では、休憩してるフィジアンにも抜かれてしまうほど遅い。

 

「健康」がどれほど有難いものなのか、身に染みて感じます。

 

 

 

普段から行動を急かしていた教え子たちにも、手を借り肩を借りている始末。

 

あんなにも「早く早く」とうるさかったコーチが、こんなにも鈍くさくなっているのに彼らは文句ひとつ言わない。(ニヤニヤしながら助けてくれる)

 

これが彼らの優しさなんだろうか。


そうだとしたら自分はとっても優しくない人間かもしれない。

 

 

やさしくなりたい

やさしくなりたい

 

 

先輩隊員が言っていた「彼らが急がないのは心に余裕があるからなのかもね」という言葉。

 

遅いのではなく余裕の現れ。

 

遅いことにいちいちイライラしていた自分。


遅いこと、遅れることを許容できるようになったら彼らのようにもっと優しくなれるのだろうか。

 

せっかくこんな国にいるのだからゆっくりを楽しんでも良いのかもしれない。


NO SWING
NO HIT!!!!!!

ぶっ飛ばす

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Bula! 相変わらず狂ったタイトルですがこんにちは。

 

日本では新年度を迎え新学期に入り新入生や新入社員が入学式や入社式を行い新しい何かが始まっている頃でしょうか。

こちらフィジーは7月が年度末なのでセメスターの終わり始まりのドキドキワクワクはもう少し先になりそうです。

 


かりゆし58「オワリはじまり」

 

前回の更新から3週間も空いてしまったのは何も報告することが無くなってしまったからです。
と打ったあとに振り返ってみると、オリンピックオフィス会議にイースターにサイクロン、同期隊員の訪問、JICA理事長の来フィジーと意外となくもないのですが。

イースター旅行楽しかったな…

https://www.instagram.com/p/BhFmAQ1HSKXQLpRJN9zV5yb6qU4nXAH84k-UB40/

Easterの4連休。リゾートに行って激しく遊んできました。観光地でお金を落とすのも1つの支援のカタチでしょうか。カヌー卓球バレー絵ビリヤード人狼サッカー大富豪#Easter#mangobay#FIJI

 

 

ここで気づくことが、数か月前まであった「小さな気づきを大事にする心」みたいなものを失いかけていたということです。

 

ちょっと前までは何でもないことを拾ってきては「あーだこーだ」と頭をひねっていたのですが、今は心が乾いてきたというかこの生活に慣れてきてしまったようです。

 

協力隊としてフィジーに来てもう直ぐ10ヶ月

時々イベントはあれど生活のパターンは決まってきました。

 

月~土で活動して日曜はゆっくり起きて掃除してバスケ。

人は慣れてしまうもので、そんな自分に気づいたときには謎の深溝にはまっていました。


「俺はなんでフィジーに来て野球を教えてんだ?」

 

自分が本当に求められているのか。
自分のやってきたことはあっているのだろうか。
この先なにをやっていけばいいのだろうか。
彼らは本当に野球をやりたいのだろうか。
なんで国は野球隊員を要請したのだろうか。

 

考えだしたらキリがないですが
どーでも良いことを考えるのが好きなせいで必要以上に考えてしまいました。
考える時間が多いから(暇なのかな)


結局答えは出なかったけど先輩SVがこんな話をしてくれました。

ケントの活動はライフラインから遠いし生活に直結していない。必要かどうかで言ったら必要じゃないかもしれないけど、生活を豊かにしているんだよ。
生活の中に入ってくるモノじゃないけど人生に必要な要素のプラスαとして在るべきもので、それがあることで幸せになる人がいるんじゃないか

 

 

自分の活動で誰かが幸せになっているかは確認のしようがありませんが、一つの答えとして受け止めることが出来ました。

 

 

 

みんな幸せになるために生きている。だから全ての行動は幸せになるためにしている

 

とも言われました。
さすがSV。60年も生きている大先輩の言葉は重みが違う。


そもそも周りに答えを求めてる時点で違う気もするのですが、有難いお話を受けてそんなこんなで自分に折り合いをつけて(無理矢理)活動熱が高まったところで突然の人事。

 

唯一の同僚でありカウンターパートが海外出張で4ヶ月FMS(ミクロネシア)に行くことが決まったのです。
しかも出発の二日前の報告…大好きな同僚

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まじで⁉

 

思わず日本語が出ました。俺の反応に同僚ゲラゲラ笑ってました。何笑っとんねん(笑)

 

昨年も1ヶ月ほど一人で活動している時期がありましたが、4ヶ月はいかついな(笑)

 

no-swing-no-hit.hatenablog.com

 

 

「ボランティアの俺はオイテケボリやないかー」とか
「なんで二人しか働いていないうちの事務所から連れて行くんやー」とか
「4ヶ月は長すぎやろー」とか
「せめてもっと早く知らせろやー」とか

 

言いたいことは山ほどありましたが二日後には出発と決まっていたので、残った仕事の整理と引き継ぎに終われ大したことも言えず昨日旅立ってしまいました。(13日の金曜日だったから心配)

 

彼の今までの功績が評価され選ばれたこと。

自国の指導者が選ばれたことは嬉しいし誇らしいことなのですが、どうしても自分のことばかり考えてしまう。まだまだ子どもです(反省)

 

 


俺はどないすんねん。ネグレクトの親に文句も言えない放置された子どものような心境。

 

ため息交じりに帰宅して同居人に伝えると自分以上に驚いてくれました。
「それはちょっとヒドイね…でも 逆にチャンスじゃん

                         逆にチャンスじゃん
                           チャンスじゃん
                             ンスじゃん
                               じゃん

                                 ん
                               ん?

 

 

 

「何がチャンスやねん!!!!」
と一瞬思ったけど口は勝手に「たしかに」と動いていました。

そうでしたチャンスでした 逆に(笑)

 

 

何の根拠もないけど何とかなる気がしてきました。(徳さんのありがと)

何とかするというか、同僚がいない間の「維持だけでは気が済まない」という謎の闘志がわいてきました。

そんなわけで早速スタンプカードを創ったり野球クイズを作ったりオフィスで一日ジム作業したりと野球隊員らしからぬ活動をしたり…


会長にも「こーゆう状況を悲観的に捉えることはない。協力隊あるあるだ。」と言われ「あるあるなのか。」と謎の安心感を得ました。(あるあるじゃマズいだろ)

 

ということで再び一人の活動が始まりますがやる気に満ちています。

なんとかなる。いやなんとかする。というかぶっ飛ばす(何を?)
これチャンスですから。逆に。


ってことで今日は勢いだけで書いていますが、あるあるの皆様読んでいましたら一緒にぶっ飛ばしていきましょう!(だから何を?)


NO SWING
NO HIT!!!!!

 

つながり

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フィジーに来て8ヶ月。任期の3分の1が終了しました。

 

自分たちより後に来た短期ボランティアが帰国したり、先輩隊員が帰っていく姿を見て、勝手にカウントダウンを始めては焦りを覚える今日この頃です。

 

大学を卒業して1年。
東日本の震災から7年。


高校で最後にするつもりだったのに、まだ野球をしてるとは思わなかったな。
部活に明け暮れていたあの日、グラウンドの地面にはヒビが入りネットは大きく揺れていた。


「スクールバスが走れないから親が迎えに来るまでは帰れない」という理由で世間がパニックになってる中も21時まで練習をしてた。☜アホ

 

 

私の派遣されているフィジーも一昨年、大規模なサイクロンの被害に遇い未だに復興が進んでいない地域もあります。


日本の震災の話をすると「僕たちに出来ることは目の前のことを一生懸命やることだね」と笑顔で言ってくれました。
楽観的な部分もありますが前をむく姿勢は見習いたい。

 

 

母親が遊びに来ました。落書きだらけのボディ陽気なバラード窓の無いバスと遠回りの帰り路8ヶ月目のお気に入り。#FIJI#queensload

 

 

先週日本から母親が遊びに来ました。


とは言え大して遊ぶこともなく活動を見学したりお土産を買ったりでそそくさと帰っていったのですが「自分のことを知ってくれている存在」が居るっていうのは有難い。

 

フィジーの生活を始めて親の有難みを感じ始めたこともあり、息子の顔と生活を観るためだけにわざわざ飛行機を乗り継いで来るって凄いことだ。ありがたやありがたや。

 

お土産を持ってオフィスや配属先、ドミトリーなどを回って「いつも息子がお世話になっています」と言う母と一緒に2日ほど過ごした。

こーゆう機会だから思い出すのか「あの人にも挨拶しなきゃ。あああの人にも」とどんどん出てくる。

 

挨拶に回るたびに、自分は色んな人に支えられてるんだと実感した。

 

 

 

 

配属先の会長も日本から来て頂き一緒に食事をして活動のことや将来のことについて語らいました。

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そして木曜に急遽開かれた記者会見。

 

先日贈呈式を終えた野球道具についてメディアに発信しました。


「世界の笑顔のため」プログラムで頂いた道具と、今年の夏に招待を受けている「世界少年野球大会」への参加についてのプレスリリース. 

 

緊張した。インタビューの最中もまともに喋れてないのがわかるくらい緊張した。


FBC 7PM NEWS 22 03 2018

 

テレビの影響力は大きい。翌日には教え子にからかわれていた。
ニュースや新聞を見てグラウンドに来てくれる子どもも少なくない。


メディアやネットのつながりもバカに出来ない。

 

 

我々の活動に興味を示して、日本から「支援をしたい」と言ってくださる方、台湾から「道具送るよ」と言ってくれた女子選手。


「協力隊に応募しようと思っている。」と自分の背中を追いかけてくれる後輩。
「フィジーで野球を教えたい。フィジーの為に出来ることはないか」とメッセージをくださる方。

 

JICAのプログラムで届けてもらった道具もそう。

 

no-swing-no-hit.hatenablog.com

 


遠い国にいる誰か、顔も知らない誰かとつながりの中で自分は活動をさせてもらってるんだなと実感しました。


先日、同期の短期ボランティアが送ってきたNTTのページ。

 

“つなぐ ”という言葉にはたくさんの捉え方があります。
自分が何かをすることで、人が喜んでくれたり悲しんでくれたりするという関係。
それはきっと自分自身がなにかをつなげてきたからこそ、人ともそうやってつながることが出来たのかなと思っています。
もし、僕が全然知らないところで人の心が動いていてくれるとしたら、きっと、そんなことを想像してくれたからではないでしょうか。
人との心のつながりは、普段の生活の中でも人に触れ合うたびに感じる。
近くにいる人たちは何も言わないけれど伝わってくるものがある・・・。日々人とのつながりを感じています。

 

www.ntt-east.co.jp


イチローのコメントと、ひたすら並べられた「つなぐ」という言葉。

「繋がり‐つながり」

Connection
Relation
Link

 

色んな意味のつながり

 

 

フィジーで大人気のラグビーも、野球もバスケもサッカーも「つなぐ」ということは大事なこと。
パスを、バトンを、順番を仲間へつなぐ チームスポーツ。


そんなつながりを再認識した。

 

 

国内は陸上の大会シーズン。


子どもたちも走りたくて仕方ない様子。
練習終わりのリレーは定番となってきた。

 

性別年齢ごちゃ混ぜの全員リレー。
バトンを落としたりぬかるみで転んだりしながら滅茶苦茶なフォームで走る姿が毎週の愉しみ。

 

野球を通して何かしらのつながりを生み出せたらいいな。

 

NO SWING

NO HIT!!!!!!

 

 

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