出来なくて当たり前 出来たら男前

青年海外協力隊fiji野球隊員備忘録.小言戯言独り言。

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虎穴に入らずんば…

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前回の投稿からかなり間を開けてしまいまして申し訳ありません。

と言う内容の始まり方をするのはこれで何度目だろうか

 

決まり文句のようになったこのフレーズを打ちなが自分でも疑問に思う

 

「誰に謝っているのだろう」

 

facebookで帰国した旨を更新した際にも

 

帰国の挨拶を直接出来なかった事などを詫びる内容をさして

「たくさん謝ってたね」とコメントを直接頂いた。

 

Facebookは兎も角、こちらのブログは備忘録程度で始めたものなのだから更新頻度の低さを詫びる義理も無いのだ。

 

しかし更新する度にコメントをくれる友人や

「読んでいます」とメッセージをくれる知人の言葉に一片の期待も寄せていないかと言うと嘘になる

 

 

施しを受けた際に「すみません」と言ってしまう日本人的風習

英語だったら絶対に「Thanks!」なのに

 

と言う事で仕切り直しで

 

毎度読んで頂き有難うございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

すでにSNSを通じて報告させて頂いておりますが、8/13任期満了で帰国しておりました。

フィジーの想い出やお話はぼちぼち振り返っていこうと思いますが本日は就職のご報告を取り急ぎ。

 

 

帰国前に抱えていたモヤモヤを記事にしていましたのでそちらも是非。

 

no-swing-no-hit.hatenablog.com

 

 

 

 

 

先月までに何度も日本を襲った超大型台風

 

久しぶりの連休も、猛威をふるった大雨や突風を前になす術もなく自宅待機に徹していました。

 

夏の猛暑や冬の大雪などの度にテレビがやって来て大騒ぎをする私の地元は

 

水がマンホールを何メートルも跳ね上げると言う映像が出回ったおかげで今回もテレビが来ていました。

 

 

実際に住んでいるのは高台の上なので生命を脅かすような甚大な被害はありませんでした。

生活も大きく損なう事なく済みました。

 

 

テレビをつければ被災地の報道ばかりで「面白い番組やってないのかよ」なんて

学生時代の自分なら言っていたのかも知れません。

 

ここ数年で関わるようになった人達の住んでいるところや、訪れた地方なんかが報道される度に

 

「とにかく生きていてほしい」と願うばかりです。

 

 

知り合いの地元、友人の故郷、同期の住む街

 

自分と縁があるわけでも無い街に、画面の向こうの世界にいるかも知れない誰かを思って心配になります。

 

「元気だよ」

「大丈夫だよ」

 

その1行を見たくて連絡をします。

 

 

フィジーから連絡をくれた人もいました。

自分も心配されているんだと思うと「大丈夫だよ」と発信するのも我々の務めなのかもしれない。

 

私は元気にしておりますし、日本代表(ラグビーも野球も)をしっかり応援しています。

(こんな時だからこそ明るい話題を作ってくれるスポーツの力に期待しています)

 

 

 

 

 

相次ぐ自然災害に日本全土が被災地になりつつある今日この頃。

 

自宅が流されて行く被災者を観ると、画面越しでも心が痛みます。

 

目を背けたくなる光景

 

見て見ぬ振りしたい現実ばかりです。

 

 

 

天災の脅威に始まり、増税の問題、年金、奨学金の支払い、就活

 

 

ゆとり世代(心にゆとりが無い世代)の私は、考えるだけで不安になる将来の問題が山積みです。

 

「しかし逃げてばかりはいられない」

 

 

 

と言う事で逃げずに戦う事にしました(と言う表現が正しいのかはわからないが)

 

 

 

 

兼ねてから入りたいと考えていた教育の現場に入る事に致しました。

 

 

都内の学校からいくつもお話を貰っていたのですが、踏ん切りが付かずに2ヶ月以上渋っていました。

 

教師のいじめが発覚したり、保護者対応の問題や働き方改革など何かと話題の学校現場に

 

あえて飛び込んでみようと思いました。

 

 

実際に働いてみないと見えて来ない部分もあると思うし

 

 

虎穴に入らずんば虎子を得ず

 

 

いい所も、そうじゃ無い所もやってみて初めてわかること

 

 

 

 

 

 

「なんでわざわざブラック(企業)だとわかっている所に行くの」と何度も聞かれますが

 

「ブラックかどうかなんてやってみないとわかんないじゃん」と言う反骨心と

 

批判する奴は声を大きく張り上げるけど、肯定する人間は静かに全うしているだけで確実にいるはずと言う仮説を立証する為(実際に教員をやっている殆どの友人たちは「楽しい」と言っている)

 

 

不安はあるけどとりあえずやってみる事にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

フィジー にいた2年間で取り組んだものの中で最も考え方が変わったものの一つにズンバ(ZUMBA)がある。

浅はかな知識(というか個人的見解)を基に言うと

 

早めのテンポの音楽に合わせ激し目に踊るダンスエクササイズの様なもの

ズンズンバンバン激しい音楽と激しいダンスが入り混じることからZUMBAと言うらしい(そんな訳ない)

 

 

フィジー に赴任した直後から「ZUMBAをやろうぜ」と お誘いを受けていたものの気が向かず適当な返事だけをしていた。

 

 

「女の人ばかりがいるイメージ」

「居るとしてもオジサン」

「ダンスは苦手」

 

言い訳を並べて避けていた

 

ある日ひょんな事からズンバに行く事に

 

 

 

実際に行ってみたら上記の言い訳は殆ど当たっていた

 

女の人がぎっしりのスタジオにオジサンが数人。

始まって直ぐに自分の絶望的なセンスの無さに笑ってしまう。

 

自分の運動神経に少しは期待していたものの、あまりの踊れなさに驚いた。

 

 

たった1時間。たった1時間で息が切れる。

ZUMBAは 週6で運動して居る自分にもハードなものだった。

 

踊れなさすぎて終始ひきつっていた顔を見て、誘ってくれた友人に「どうだった?」と聞かれ

 

「全然できなかったのに楽しかった。また来るわ」と言うことを言ったそうな。

 

この時点で帰国の3ヶ月前。

 

それから時間があればZUMBAに行くようになり

いつの間にか週2のZUMBAが楽しみになっていました。

 

いつしか回数券(レッスンのチケット)を買うようになり

 

一時期は先生がいなくても音楽に合わせて踊れるくらいになってました(1曲だけ)

 

 

帰国した今でもZUMBAの曲を流すと体が踊り出します。

(給食の放送でTaki takiが流れた時は驚いてシシャモを飲み込んでしまいました)

 


DJ Snake ft. Selena Gomez, Ozuna & Cardi B - Taki Taki (Official Audio)

 

 

ダンスは女性がするものという自分の中での固定概念がぶっ壊せたのは良い経験になりました。(女の人ばかりってのも悪く無いか…と言う下心がキッカケでしたが)

 

他にも色んなものがぶっ壊せると良いな(いい意味で)

 

 

 

 

現在来年度の進路に向けて色々模索中なのでそちらも決まり次第記せたらと思います。

 

 

 

やってみなきゃわからない

 

ダメだったらやめたらいい

 

そう思ったらまだまだ挑戦できそうです。

 

 

出来なくて当たり前

出来たら男前 だから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは少しの間、先生として挑戦してみます!!!

 

 

NO SWING

NO HIT!!!!!

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